レースゲームやレーシングシミュレーターを楽しむならハンコンは持っておきたい。
90年代の車にハマった人なら「アセットコルサ×ハンコン」は最強の組み合わせだが、いくら大人でも趣味に無制限でお金をかけられないもの。
今回は、これからレーシングシミュレーターを始めるあなたのために、予算別のおすすめハンコンセットを紹介する。
最近のハンコンは、実車に乗りなれている大人でも夢中になる完成度。ぜひ試してみてほしい。
ハンコンとレーシングコックピット、Hシフター込みで、10万円前後の価格帯だとリアルな走行が楽しめておすすめ!
ちなみに僕が買ったのはPCゲーム初心者に優しいハンコン>>ハンコンでG923(ロジクール)ってどう?!【クチコミ】
ハンコン予算別おすすめセット
- ハンコンセット2万円以内
- ハンコンセット4万円以内
- ハンコンセット9万円以内
- ハンコンセット12万円以内
- ハンコンセット15万円以上
はじめてハンコンを買うときに、初心者だからとエントリーモデルを買うのはちょっと待って。
ハンコンに限らずだけど、ギターなどの楽器も初心者セットって売っている。でも、長く続けるつもりなら、初心者セットではなく中級者以上を対象にした商品を買うのがおすすめだ。
とは言っても予算もあると思うので、予算別におすすめハンコンセットを組み合わせてみたので参考にしてみてほしい。
なお、プレイするゲーム機本体(PCゲームの場合はPC本体)とゲームソフトの価格は含んでいないので、ハンコンセットの予算として考えよう。
ハンコンセット2万円以内(ゲームとしてハンコンを楽しむ)
HORI製レーシングホイール エイペックス(ハンドル+2ペダル)
<セット内容>
ハンドル(ステアリング)+2ペダル(アクセル・ブレーキ)
<仕様>
ハンドル回転角度:180度
FFB(フォースフィードバック)なし
<備考>
株式会社ホリのSONY公認ハンコン
FFB(フォースフィードバック)とは、路面の凹凸やカーブ、タイヤのスリップなどに連動してハンドルが振動したり重さが変化する機能。
値段は高くなるが、FFBありのハンコンは、よりリアルで実車に近い体感ができるようになる。
ハンコンセットの予算2万円以内のおすすめは、株式会社ホリのSONY公認ハンコン『レーシングホイール エイペックス』。
家庭用ゲーム機(プレイステーション5やプレイステーション4)で、コントローラーではなくてハンコンを使ってみたい人におすすめのエントリーモデルだ。
2ペダルなので、AT(オートマ)限定にはなるがゲームとして楽しむなら十分だろう。
ただし、ハンコン本来の体験をするには少し物足らないので注意が必要だ。昔のゲームセンターのレースゲームの操作に近いので、実車には程遠いと思って買うようにしたい。
中級モデル以上のハンコンとの違いは、ハンドル回転角度が狭いこと(180度)・クラッチがないこと・FFB(フォースフィードバック)がないことの3つ。
プレイステーション5にも対応しているので、グランツーリスモ7をゲームとして楽しむならおすすめだ。
ハンコンセット4万円以内(FFB付きの実車に近いハンコン体験)
Logicool G29(ハンドル・3ペダル)+6速シフターセット
<セット内容>
ハンドル(ステアリング)+3ペダル(アクセル・ブレーキ・クラッチ)+6速シフト
<仕様>
ハンドル回転角度:900度
FFB(フォースフィードバック)あり
<備考>
MT(マニュアル)車操作をしたいならおすすめFFBありのお買い得セット
ハンコンセットの5万円以内のおすすめは、Logicool GのG29と6速シフターのセット品。
ハンコンで実車に近い体感がしたいなら、このクラス以上のハンコンを選びたい。一世代前のハンコンとはいえ、FFB付きのハンコンと6速シフトのセットでこの価格は安い。ハンドル回転角度も900度あるので、ドリフトを楽しみたい人にもおすすめの中級モデル。
予算的に厳しいなら、最新版のG923ではなくG29のハンコン+6速シフトセットでレーシングシミュレーターを楽しんでみよう。
家庭用ゲーム機(プレイステーション)だけでなく、PCゲームをする人にもおすすめできるモデルだ。
ハンコンセット9万円以内(折りたたみ式のコックピットまでそろう)
Logicool G923(ハンドル・3ペダル)+6速シフターセット+折りたたみ式コックピット
<セット内容>
1.ハンドル(ステアリング)+3ペダル(アクセル・ブレーキ・クラッチ)+6速シフト
2.折りたたみ式レーシングコックピット
<仕様>
ハンドル回転角度:900度
FFB(フォースフィードバック)あり
<備考>
安価なハンコンスタンドを買うよりも折りたたみ式のハンコンコックピットがおすすめ
ハンコンセットに9万円近く用意できるなら、折りたたみ式のレーシングコックピットまで準備することができる。
Next Level RacingのレーシングコックピットGT-Liteは、シフターまで取り付けることができる仕様であることとハンコンを取り付けた状態でもたたむことができるのが魅力。
10万円以内で、自宅で毎晩レーサー気分が味わえる。
ハンコンセット12万円以内(6速シフト、ハンドブレーキまで含むフルセット)
Logicool G923(ハンドル・3ペダル)+6速シフター+レーシングコックピット+ハンドブレーキ
<セット内容>
1.ハンドル(ステアリング)+3ペダル(アクセル・ブレーキ・クラッチ)+6速シフト
2.STRASSE RCZ01 シフトレバー台標準装備 シミュレーター レーシングコックピット
3.PC USB ハンドブレーキ
<仕様>
ハンドル回転角度:900度
FFB(フォースフィードバック)あり
<備考>
ハンドブレーキは、PC(Windows)ゲームをする人向け
ハンコンセットで12万円用意できるなら、自宅がレーシングコックピットにすることができる。
9万円以内のハンコンセットとの違いは、レーシングコックピットが本格的になることとハンドブレーキを使うことができるようになる。ただし、ハンドブレーキはPC用なのでPCゲームをする人以外には不要。
折りたたみ式に比べ、レーシングコックピットの土台が安定しているので、より実車に近い体験ができる。
ハンコンセット15万円以上
Thrustmaster(スラストマスター)xバケットシートxハンドブレーキ
- Thrustmaster(スラストマスター)T300RS GT Racing Wheel+TH8A Shifter セット
- Next Level Racing レーシングシート GT TRACK
- color tree USB SIMハンドブレーキPC
<セット内容>
ハンドル(ステアリング)+3ペダル(アクセル・ブレーキ・クラッチ)
<仕様>
ハンドル回転角度:1080度
FFB(フォースフィードバック)あり
<備考>
ハンドル回転角度は実車と同じ1080度、本気でやる人専用のハンコンセット
ハンコンセットの値段を気にしないなら、Thrustmaster(スラストマスター)のハンコンがおすすめだ。
Logicool(ロジクール)との一番の違いはハンドル回転角度。Thrustmaster(スラストマスター)の回転角度は実車と同じ1080度。より実車に近い体験ができる。
レーシングコックピットもより本格的な仕様にしてみると、雰囲気も変わるし操作性もよくなる。
ゲームとしてではなく、レーシングシミュレーターとして本気で取り組む人向けになるので、ゲームとして少し楽しむ程度ならおすすめしない。
ハンコンを予算内で買うために目的を明確にする
ハンコンは一式そろえるとなるとそれなりの金額になる。
財布と相談しながら、あなたの予算内でハンコンセットをそろえてみよう。けっして安い買い物ではないだけに、後悔しないようにしっかりと選ぶことが大事だ。
最後に、ハンコンセットを選ぶ3つのポイントと、はじめてハンコンを買うときのおすすめの組み合わせを紹介するので参考にしてみてほしい。
ハンコンセットを選ぶ3つのポイント
- プラットフォームはゲーム機かPCか?
- コックピットに使えるスペースは?
- MT(マニュアル)かAT(オートマ)限定か
プラットフォームがゲーム機(プレイステーション5・プレイステーション4)だけなら、ハンドブレーキはPC用のため不要。
自宅のスペースに余裕がなければ、折りたたみ式のレーシングコックピットがおすすめだが、体を固定してプレイするなら本格的なレーシングコックピットがいいだろう。もし、AT(オートマ)でしかプレイしないなら、6速シフトも不要になる。
実車気分を味わえて長く楽しむなら、9万以内で一式がそろう組み合わせがおすすめだ。
初めてのハンコンなら9万以内でそろうハンコンセットがおすすめ
Logicool G923(ハンドル・3ペダル)+6速シフターセット+折りたたみ式コックピット
※9万円以内のおすすめハンコンセット
<セット内容>
1.ハンドル(ステアリング)+3ペダル(アクセル・ブレーキ・クラッチ)+6速シフト
2.折りたたみ式レーシングコックピット
<仕様>
ハンドル回転角度:900度・FFB(フォースフィードバック)あり
<備考>
安価なハンコンスタンドを買うよりも折りたたみ式のハンコンコックピットがおすすめ