普段は洗車機で車を洗っているなら、たまには手洗い洗車をしてみませんか?
手洗い洗車をすることで、普段は乗っているだけでは気づきにくい愛車の細かな状態を知ることができます。手洗い洗車は車の塗装にも優しく、愛車をより丁寧にケアすることができるのが魅力です。
私の場合は、カブリオレなので手洗い洗車しかしていませんが、洗車機で洗える車に乗っているあなたも、愛車との時間を楽しむためにぜひ、手洗い洗車をお試しください。
今回は、手洗い洗車の5つの手順と、手洗い洗車におすすめの7つ道具をご紹介します。
手洗い洗車で一番おすすめ>>BloomSesame 天然 セーム革 洗車 セームクロス
手洗い洗車の流れ~5つの手順~

- 車内をきれいにする
- ホイールを高圧洗浄機で洗う
- 車全体を水で流す
- 車を洗う
- 水をふき取る
初めて手洗い洗車に挑戦する方にとって、何から始めれば良いのか悩むこともあるでしょう。
手洗い洗車の5つの手順とポイントを確認していきましょう。
車は、細かい部分まで丁寧にケアすることで、愛車がより一層輝きを増し、長く美しい状態を保つことができます。ぜひ、5つの手順を確認して、手洗い洗車をしてみてください。
車内をきれいにする

手洗い洗車を始める前に、まず車内の掃除をします。
車内まできれいに掃除することが大切です。
まず、洗車前にマットを取り出して干しておきましょう。車内側の窓の油膜を取り除くために窓をしっかりとふき、ドアの内側の金属部分以外をていねいに掃除します。
手洗い洗車を始める前に、車の中を掃除しておくことで気持ちのいい車内にしましょう。
先に車内を掃除する2つの理由
- 洗車中にマットを干しておけるから
- 水に濡れた靴で車内に入らなくていいから
手洗い洗車を行う前に車内を掃除しておくことで、洗車中にマットを外に干しておくことができます。洗車中にマットがしっかり乾き、効率よく洗車ができます。
先に車内を掃除しておくことで、洗車中に水にぬれたクツで車内に入ることを避けることができます。車内をきれいに保つためには、洗車前の準備が大切です。
ホイールを高圧洗浄機で洗う

車内を一通り掃除したら、次はホイールを洗います。
ホイールを洗うときは、高圧洗浄機を使うと便利です。私が使っているのは「ケルヒャージャパン高圧洗浄機K3Kサイレント」です。
ここで、「あれ?車って上から順番に洗うんじゃないの?」と思われる方はさすがです。
確かに、車を洗うときの基本は上から順番に洗うことです。しかし、高圧洗浄機を使ってホイールを洗う場合、水が飛び散ることがあります。そのため、ホイールを先に洗わないと、ボディーを洗った後に再び汚れてしまい、洗車が二度手間になってしまいます。
先にホイールを洗ってからボディーを洗うことで効率的に洗車をしましょう。
ボディーを洗うときは、専用のスポンジを使いましょう。長期間洗車ができていなかったときでも、ホイールは高圧洗浄機を使うときれいになります。
ホイールは汚れがこびりつくと取りにくくなるので、手洗い洗車の2回に1回ぐらいのペースではホイールを洗うようにしましょう。
高圧洗浄機のケルヒャーって
ケルヒャー高圧洗浄機でホイールを洗うと、便利さに驚かれることでしょう。ホイールを洗うのが面倒なあなたでも、高圧洗浄機を使えば、洗浄作業がぐんと楽になります。
私は、ホイールを洗うときにケルヒャーを愛用しています。手軽にホイールをきれいにできるので、ぜひ一度お試しください。

高圧洗浄機のレビューはこちら>>高圧洗浄機でケルヒャー静音タイプを選んだ5つの理由
車全体を水で流す

ホイールを洗った後は、いよいよボディの手洗い洗車を始めましょう。
まずは車全体に水をかけて、天井から足元に向かって順番に水を流します。ホコリや汚れが落ちやすくなります。
洗い始める前に、水である程度汚れを落としておかないと車のボディに傷がつくこともあります。
しっかりと水をかけてから洗車を始めましょう。ただし、天気が良い時には水が乾いてしまうと水垢のように汚くなることもありますので、水をかけながら少しずつ洗っていくと良いでしょう。
汚れがひどい場合は、高圧洗浄機を使用するのもひとつの方法ですが、ボディに高圧洗浄機を使うときは、距離を近づけすぎないように気をつけてください。
高圧洗浄機は近づけすぎると、アスファルトでも剥がれてしまうので、できればボディには高圧洗浄機を使わないようにしてください。
車を洗う

車をコーティングしている場合は、コーティング専用シャンプーを使います。
研磨剤が入っているシャンプーを使用すると、コーティングをはがしてしまうことがあるので注意が必要です。
洗車のポイントは、できるだけ泡立てて優しく洗うことです。
ごしごしと力を入れて洗うのではなく、体を洗うときのように泡で包み込むように洗うことを意識しましょう。窓とボディを洗うスポンジをわけて使うと、よりきれいに洗車することができます。
水をふき取る

ふき取りは手洗い洗車の中で最も重要な工程と考えましょう。
車がピカピカになるかどうかは、ふき取りの仕上がりにかかっています。ふき取るタオルには、セーム革やクラリーノ(人工皮革)がおすすめです。革タオルを一度使えば、吸水力に驚き、他のタオルには戻れなくなるでしょう。
セーム革をボンネットに伸ばして置くだけで、優れた吸水力で水を吸収してくれます。
ふき取りのポイントは、水滴が残っているうちに一気に拭き取ることです。
時間をかけすぎて水が乾いてしまうと、水跡が残ってしまうので注意が必要です。短時間でふき取れる吸水力の高いタオルを使用して、効率的にふき取りを行いましょう。
手洗い洗車で車をきれいにするポイントは、細かい部分までていねいに掃除することです。
車の美しさを保つためには、普段は見逃しがちなドアの内側などの部分も忘れずにケアしましょう。また、ボンネットを開けて、ボディーの部分だけでもきれいにしておくと、愛車を長く美しい状態で保つことができます。
手洗い洗車に必要な7つ道具

- バケツ(脚立としても使える)
- 水道ホース
- スポンジ
- タオル
- 洗剤
- コーティング剤
- 高圧洗浄機
手洗い洗車をするときに必要な7つの道具を確認しましょう。
あなたの車種や車の状態によって必要なものや不要なものは変わります。手洗い洗車は、道具にこだわることできれいに洗車できます。
私が車種問わずこだわってほしい洗車アイテムは、水のふき取りに使うセーム革です。セーム革は非常に吸水力が高く、一度使えば他のタオルには戻れなくなるほど便利です。
もうひとつは、ホイールを洗う際に便利な高圧洗浄機です。とくにケルヒャーの高圧洗浄機は、静音性と洗浄力で多くの愛車家に愛用されています。
また、年式が古い車種でボディの輝きを取り戻したいなら、専用のコーティング剤やシャンプーもおすすめです。
バケツ(脚立としても使える)

はじめて手洗い洗車をする方で、道具がそろっていない場合には、踏み台にもなるバケツをおすすめします。
SUVやワンボックスなどの背の高いクルマに乗っている人は天井を洗うときに脚立が必要になります。「かしこいバケツ17L」は、脚立のかわりにも使えるので、脚立を買うか迷っているならチェックしてみてください。
\脚立にも使える!/
水道ホース

水洗い洗車において、水道ホースは必需品です。
水さえ出ればいいので、持っていない方はまずひとつ購入しておくことをおすすめします。
バケツでも代用できますが、汚れを均等に落とすためには水道ホースがあると便利です。私はリールタイプと伸縮性のタイプの両方を使用していますが、基本的には1本あれば十分です。
\モノトーンでおしゃれ/
スポンジ

車を洗う際に使用するスポンジは、研磨剤の入っていない泡立ちやすいものを選びましょう。
洗いやすさを考えると、大きめのスポンジが便利ですので、迷ったときには大きいスポンジを選ぶと良いでしょう。
ホイールも泡立てて洗いたい場合は、ホイール用のスポンジとボディ用のスポンジを2つ用意しておくのがおすすめです。
スポンジを購入するときのポイントは、車のボディ用とホイール用を同じスポンジを使用しないことです。色や形が同じだと、どちらがどちらか分からなくなってしまうので、色を変えるなどの工夫をしましょう。
\泡立ちやすい/
タオル

- ふき取りにはセーム革
- ガラス窓専用マイクロファイバークロス
タオルを使いわけることで、手洗い洗車がよりきれいに仕上がります。ただし、すべてをそろえる必要はありませんので、ご自身の好みに合わせて購入しましょう。
最低限必要なのはタオル2枚です。
1枚は車を洗うためのタオル、もう1枚は水を拭き取るためのタオルです。これだけで十分に手洗い洗車ができます。
おすすめのふき取りのタオルは、天然セーム革のタオルです。
ふき取りにはセーム革
手洗い洗車を格段に楽にするアイテムが、セーム革のタオルです。
あるドイツメーカーのディーラーで洗車をしているスタッフから教えてもらったセーム革のタオルを使っていますが、セーム革のタオルの圧倒的な吸収力には感動するはずです。
\のせるだけでふき取れる/
ガラス窓専用マイクロファイバークロス
ガラス窓専用のタオルを選ぶなら、マイクロファイバークロスがおすすめです。
窓の内側の油膜が気になる方には、車内に1枚入れておくと便利です。手洗い洗車の必須アイテムではありませんが、あると役立つアイテムです。
\窓だけのクロスを使う/
手洗い洗車のスポンジやタオルを選ぶのが面倒なら、セット品を一式で購入しましょう。
セット品には、必要な道具がすべてそろっているため、個別に選ぶ手間が省けてとても便利です。
各種のスポンジやタオルがバランス良く含まれているセットを選ぶことで、効率的に手洗い洗車ができるようになります。
さまざまな種類のセット品があるので、自分に合ったものを見つけて、手洗い洗車をより楽しんでください。
\25点の洗車セット/
洗剤(カーシャンプー)

SurLuster(シュアラスター) カーシャンプー1000
カーシャンプーを使って手洗い洗車をするときには、ノーコンパウンドで泡立ちの良いカーシャンプーを選ぶことが大切です。ノーコンパウンドで泡立ちの良いカーシャンプーは、愛車の塗装を保護しつつ、効果的に汚れを落とすことができます。
私のおすすめのカーシャンプーは、シュアラスターのカーシャンプー「ノーコンパウンド1000ml」です。
「ノーコンパウンド1000ml」は豊かな泡立ちで洗浄効果が高く、手洗い洗車におすすめです。
\泡立ちに満足/
コーティング剤

プロスタッフ(Prostaff) 洗車用品 ガラス系ボディーコーティング剤
コーティングをしている車なら、コーティング剤専用のカーシャンプーで洗いましょう。新たにコーティングやワックスをかける必要はありません。
もし、年式の古い車に乗っていてコーティングしていない場合には、コーティング剤を試してみましょう。ガラスコーティングをすることで、新車並みの輝きを取り戻すことができます。
\ボディの輝きを取り戻す/
高圧洗浄機

ホイールの汚れを落とすときに便利なのが高圧洗浄機です。
私は、ケルヒャーK3Kサイレントの高圧洗浄機を使っています。駐車場にも使えるので、一戸建てに住んでいて、カーライフにこだわるなら持っておきたい洗車道具です。
\ケルヒャーの静音タイプ/

ケルヒャーの高圧洗浄機レビューはこちら>>高圧洗浄機でケルヒャー静音タイプを選んだ5つの理由
【まとめ】手洗い洗車の5つの手順

- 車内をきれいにする
- ホイールを高圧洗浄機で洗う
- クルマ全体を水で流す
- 車を洗う
- 水をふき取る
手洗い洗車は、車を美しく保つためにおすすめの洗車方法です。
普段は洗車機で車を洗っているあなたも、たまには手洗い洗車を試してみましょう。手洗い洗車をすることで、普段は乗っているだけでは気づきにくい愛車の細かな状態を知ることができ、車の塗装にも優しいケアができます。
手洗い洗車で車をきれいにするポイントは、細かい部分まで丁寧にそうじすることです。
たとえば、ドアの裏側やボンネットの内側など、普段は見逃しがちな部分もきれいにしておくことで、愛車を長く美しい状態で保つことができます。細部まで注意を払いながら手洗い洗車を行い、愛車の輝きを保ちましょう。
手洗い洗車を楽しみながら、愛車のケアをしてみてください。

劇的に洗車が楽になるセーム革のタオル>>BloomSesame 天然 セーム革 洗車 セームクロス