レースゲームのハンコンは、レースゲームをレーシングシミュレーターに進化させるアイテム。
実車を運転しているような本格的な体験ができるのがハンコンの一番の魅力。ハンドルから路面の状況を掴み、ドリフト走行では900度までハンドルを回転させることもできる。
ヒール&トゥやブレーキングドリフトなどの実車のドライビングテクニックをゲームで使うことができるのも魅力と言える。
今回は、ハンコンを選ぶときの5つのポイントを紹介しておくので購入前の参考にしてみてほしい。
僕は、ハンドル回転角度が実車に近いこととクラッチがある3ペダル仕様の中からハンコンG923を選んだよ
レースゲームのハンコンを選ぶ5つのポイント
- 使用する機種に対応しているか
- ハンドルの回転角度
- ペダル数とシフトの有無
- ステアリングホイール径
- FFB(リアルさ)の有無
レースゲームのハンコンを選ぶポイントは5つ。
使用するプラットフォームに対応しているか、ハンドルの回転角度、ペダル数とシフトの有無、ステアリングホイール径、FFBの有無の5つで対応しているハンコンを選ぼう。
お金がいくらかかってもいいならすべて最高のスペックのハンコンを買っておけばいいけど、予算があるなら、あなたがこだわるポイントを決めておこう。
ハンコンの値段は1万円台~10万以上するものまである。ハンコン以外にも、Hシフトやハンドブレーキ、レーシングコックピットなど、必要なものを買いそろえていくのはお金もかかる。
あなたがハンコンを買うときに、ゆずれないポイントを整理しておこう。
ポイント1:使用する機種に対応しているか
ハンコンを選ぶ1つめのポイントは、使うプラットフォームに対応しているかの確認をすること。
意外にも、対応機種の確認がもれている人が多い。買ってみたら、「PCには対応しているけどプレイステーション5に対応していないかった」とならないように注意したい。
PCであればWindowsの何に対応しているのか、家庭用ゲーム機ならどの機種に対応しているのかチェックして、あなたがプレイする予定のプラットフォームに対応しているハンコンを選ぶことが大切だ。
ポイント2:ハンドルの回転角度
ハンコンを選ぶ2つめのポイントは、ハンドルの回転角度をチェックすること。
実車のハンドルは1080度回転する。実車に近いハンドル操作をしたいなら、できるだけハンドル角度が実車に近いものを選ぶようにしたい。
実車と同じ1080度ハンドルが回転するものならThrustmaster(スラストマスター)、実車に近い900度ハンドルが回転するものならLogicoolG(ロジクールG)がおすすめ。
エントリーモデルと言われる安価なハンコンは、ハンドルの回転角度が270度のものが多い。
レースゲームとして楽しむならエントリーモデルで十分かもしれないけど、レーシングシミュレーターとして楽しむならハンドル角度900度以上のハンコンを選ぶことが大切だ。
ポイント3:ペダル数とシフトの有無
ハンコン選びの3つめのポイントは、ペダル数とシフターを買うかを決めること。
安いハンコンの場合は、アクセルとブレーキだけの2ペダル、ハンドル回転角度が90度~270度あたりのものが多いが、レーシングシミュレーターとして楽しむなら、3ペダル、Hシフター、ハンドル回転角度900度以上を買っておきたい。
現在発売されている自動車はほとんどAT車だけど、MT車の操作を覚えることでレースゲームがもっと楽しめるようになる。なれれば、ヒール&トゥやクラッチ蹴りなどのテクニックを楽しむこともできる。
カーMODによっては、MT車しか対応していない車種もあるので、Hシフターをセットで買っておくのがおすすめ。
ポイント4:ステアリングホイール径
ハンコンを選ぶときの4つめのポイントは、ステアリングホイールの大きさ。
実車のステアリングホイールは約350mm~380mmあたり。ハンコンは250mm~280mm。ハンコンは実車のステアリングよりもかなり径が小さい。
どちらかというと、市販車よりもレーシングカーのステアリングホイールの大きさに近づけていると考えておこう。ステアリングホイール径が小さいと長時間ゲームをしても疲れにくい。
好みにもよるが、同じ仕様なら250mmよりも280mmを選ぶほうが使いやすいので、購入を迷ったときにはステアリング径の大きい方を選ぶのがおすすめ。
ポイント5:FFB(リアルさ)の有無
ハンコン選びのポイント5は、FFB(フォースフィードバック)のありなしを選ぶこと。
FFBとは、路面の凹凸やカーブ、タイヤのスリップなどに連動してハンドルが振動したり重さが変化する機能。値段は高くなるが、FFBありのハンコンは、よりリアルで実車に近い体感ができるようになる。
FFBありのタイプは、なしのタイプより1万円~2万円高い。しかし、価格差以上の体感ができるので、個人的にはFFBありがおすすめ。
MT車、ドリフト、あるいは本格的なレースを楽しみたい人は、FFBありのハンコンを選ぼう。
\初心者から中級者まで楽しめるハンコン/
レースゲームのハンコン選び5つのポイント(まとめ)
レースゲームを本格的に楽しむならハンコンを使ってプレイしたい。
今回は、レースゲームのハンコン選びの5つのポイントを紹介した。ハンコンは、日本製・海外製も含めたくさんのメーカーや種類があるが、おすすめできるメーカーは、Thrustmaster(スラストマスター)とLogicoolG(ロジクールG)ぐらい。
どのハンコンにするか迷ったら比較記事を参考にしてみてほしい。
ハンコンの比較記事>>ハンコンのおすすめベスト3の性能比較
ハンコン選びの5つのポイント
- あなたが使うプラットフォームに対応していること
- ハンドルの回転角度が900度以上のものを選ぶ
- 3ペダルを買うならシフターも買っておく
- ステアリングホイール径は270~280mmを選ぶ
- 予算が許すならFFBありで本格的なシミュレーターにする
もし、予算の関係でひとつだけこだわるなら、ハンドルの回転角度だけは900度以上にすることがおすすめ。
ハンドルの回転角度が900度以上、予算に余裕があるなら3ペダルにシフターをつける。あるいは、FFB対応のハンコンを選ぶことで、実車を運転しているような満足感を得られるはず。
どのハンコンを買うか迷っているなら、もっともおすすめなのは僕が買ったLogicool Gステアリングコントローラー、シフト、クラッチ付き3ペダルセットだ。性能と価格のバランスがとれたハンコンセットなので、買ったあとの満足感がある。プレイステーション5にも対応しているのがありがたい。
- 対応機種:プレイステーション5、プレイステーション4、PC
- ハンドルの回転角度:900度
- ペダル:3ペダル
- FFB:あり
\初心者から中級者まで楽しめるハンコン/