レーシングシミュレーターを始めるとき、どこまでそろえたらいいのか迷うだろう。
気軽に始めると言っても、中級モデルを買いそろえるだけでも初期投資と設置する場所が必要になるだけに慎重に選ぶことになる。
とくに、ハンコンセットとレーシングコックピットはピンキリ。買うハンコンセットによってレーシングシミュレーターの体験できるレベルが大きく変わる。
今回は、今からレーシングシミュレーターを始める人向けのハンコンセットのまとめをしておきたい。
僕は週に1回もプレイしないので、レーシングコックピットは折りたたみ式のタイプにしたけど、長時間プレイするならバケットシートのレーシングコックピットの方が楽かも。
レーシングシミュレーターとはバーチャルレーシング
レーシングシミュレーターとは、バーチャル上で実車やサーキットなどのコースを体験すること。
コースを覚える、マシンのセッティングをするなどのシミュレーションだけでなく、AT(オートマ)車が主流の今だからこそ、MT(マニュアル)車の操作やドリフトなどの挙動をバーチャル上で体験できる。
家庭用ゲーム機(プレイステーション5、プレイステーション4)ならグランツーリスモシリーズ(最新版はグランツーリスモ7)、PCならAssetto Corsa Ultimate Edition(アセットコルサ・アルティメットエディション)がおすすめだ。
レーシングシミュレーターは、ゲームソフト(ダウンロード版含む)・ハンコンセット(ハンドルやペダル)・レーシングコックピットなど、こだわればこだわるだけお金もかかる。そして、本格的になればなるほど、レーシングコックピットを置くスペースを用意できるかが重要なポイントになる。
レーシングシミュレーターに必要なもの
- レーシングシミュレーター(ゲームソフト)
- ハンコンセット
- レーシングコックピット
- その他の周辺パーツ
レーシングシミュレーターを始めるために必要なものを整理しておこう。
最低限、レーシングシミュレーター(ゲームソフト)があれば、レーシングシミュレーターを始めることはできる。でも、今回はシミュレーターとしてゲームを楽しむことを前提にしているので、ハンコンセットやレーシングコックピットもレーシングシミュレーターに必要なものとして紹介している。
レーシングシミュレーターソフト
Assetto Corsa Ultimate Edition【PC版】Steamコード
おすすめは、アセットコルサ・アルティメット・エディションSteam版。
レーシングシミュレーターのメインソフトを選ぼう。
レースゲームのソフト自体は、自分の好みで決めて問題ない。レーシングシミュレーターとしてレースゲームを楽しむなら、確認しておくのはハンコンセットに対応しているかだけだ。
レーシングシミュレーターとして、もっとも有名なのは、PC(Steam)版のAssetto Corsa Ultimate Edition(アセットコルサ・アルティメットエディション)。
PC版のレーシングシミュレーターの中でも、ユーザー側でゲームを改変できるMODが数多く用意されていて自由度が高いのが人気の秘密だ。首都高や漫画の架空コース(秋名山)など、ユーザーがゲームを進化させているのが魅力。
MODはmodificationの略。主にPCゲームで、ゲーム内容や動作を改変するプログラム。
PC版ののAssetto Corsa Ultimate Edition(アセットコルサ・アルティメットエディション)は、ユーザーによって数多くのMODが作られている。
車種・コース・設定などのMODがたくさん作られることで日々進化しているのだ。YouTubeの首都高を走る映像を観れば、実車との区別がつかないぐらいに進化していることに驚くだろう。
もし、プレイステーション5を持っているなら、グランツーリスモ7もおすすめ。グランツーリスモシリーズは、プラットフォームがプレイステーション限定のレーシングシミュレーター。
僕のようなPCに疎い世代は、細かな設定などのややこしいことをせずにゲームを開始できるのが魅力。プレイステーション5を持っているなら買っておきたいタイトルだ。
ハンコンセット
レーシングシミュレーターを楽しむなら、ハンコンセットは買っておきたい。
おすすめは、ハンドル回転角度900度以上のFFB(フォースフィードバック)あり、3ペダル(アクセル・ブレーキ・クラッチ)のハンコンセット。
LogicoolG G923やThrustmaster T300 RS GT Editionは、実車に近いレーシングシミュレーターが体験できるので、買うときには候補に入れておこう。
レーシングシミュレーターのFFB(フォースフィードバック)は、ステアリング(ハンドル)に、路面の状況やタイヤの状況を伝えてくれる機能。
中級モデル以上のハンコンセットに搭載されている。仕様に「FFBあり」と書かれているので、ハンコンを買う前に、FFB(フォースフィードバック)があるかをチェックしておこう。
ハンコンを選ぶときのチェックポイントを知る>>レースゲームのハンコンを選ぶ5つのポイント
ハンコンの性能比較をするなら>>ハンコンのおすすめランキングと性能比較
レーシングシミュレーターのおすすめセット>>ハンコン予算別おすすめセット(大人向け)
レーシングコックピット
Next Level Racing レーシングコックピット GT-Lite
レーシングシミュレーターを始めるとき、ハンコンコックピットは慎重に選びたい。
ハンコンコックピットは、簡易的なハンコンスタンドから本格的なレーシングコックピットまで、値段もスペースもバラバラだ。
本格的なレーシングコックピットになると、重量が50kg近くあるものもある。購入前に、レーシングコックピットの大きさと重量を確認しておこう。
個人的におすすめは、折りたたみ式のレーシングコックピット。重量も15kg前後で、折りたたむこともできるので、使わないときは片付けられるのが魅力だ。
レーシングコックピットをもっと詳しく知る>>ハンコンコックピットの魅力
レーシングコックピットの比較をするなら>>ハンコンスタンドのおすすめベスト3
レーシングコックピットにとことんこだわるなら>>魅せるこだわりのハンコンスタンド2選
その他の周辺パーツ
レーシングシミュレーターを始めるとき、レーシングシミュレーターソフト(レースゲームソフト)とハンコンセット、レーシングコックピット以外にも周辺部品がある。
たとえば、MT(マニュアル)車として操作するためのシフター(6速マニュアルシフト)やハンドブレーキなどの周辺パーツをそろえることで、さらにレーシングシミュレーターとして実車に近づく。
周辺パーツを買いそろえる前に、プレイするプラットフォームを決めることが重要になる。
たとえば、プレイステーション5でレーシングシミュレーターを楽しむなら、ハンドブレーキは買う必要がない。ハンドブレーキはPC版のレーシングシミュレーター向けのパーツなのだ。
メインでプレイするプラットフォームによって買いそろえるものが若干異なるので、買う前にしっかりとチェックしておこう。
レーシングシミュレーターに必要なものリスト>>ハンコンセットとシミュレーターに必要なもの
レーシングシミュレーターの始め方(まとめ)
レーシングシミュレーターを始めるときに必要なことをまとめておくので購入前にチェックしよう。
レーシングシミュレーターは、日々進化していて実車に近づいてきている。レースゲームの域を超えたレーシングシミュレーターをぜひ体験してみてほしい。
レーシングシミュレーターを始める前のチェック項目
- プラットフォーム(ゲーム機or PC)は?
- PCの場合は必要な性能を満たしているか
- 部屋のスペースは?
- 予算は?
- 設置場所は1F?それとも2F以上?
プラットフォームによって、必要なハンコンセットの周辺パーツが変わるのでメインでプレイするプラットフォームを決めてしまおう。
なお、プラットフォームがPCの場合は、PCのスペックが要求性能を満たしているかを必ずチェックしておくこと。
余裕のあるスペックでプレイしないとPC版のレーシングシミュレーターの良さを体感することができなくなるので注意が必要だ。
レーシングコックピットを買う前には設置場所のスペースを確認しておこう。
たとえば、リビングに置く場合なら、折りたたみ式にしておくと便利だ。専用部屋を用意して本気でやるなら、FFB(フォースフィードバック)をしっかりと感じられるレーシングコックピットを買うのがいいだろう。
レーシングコックピットの設置場所が2F以上、あるいはマンションの場合は、下の階への振動に注意をしておくことも大切。
本格的なハンコンは、ステアリングを通じて路面やタイヤの状態を伝えてくれるため振動がある。レーシングコックピットの下に防音シートを敷くなどの対策をしておくことも重要だ。
\実車のように運転できる/
Assetto Corsa Ultimate Edition【PC版】Steamコード 有効化マニュアル付き(コードのみ)