「首都高バトル」シリーズは、1994年に初登場して以来、熱狂的なファンベースを築いてきました。もちろん、私も熱狂的な「首都高バトル」ファンのひとりです。
首都高バトルのシリーズは、リアルな首都高速道路を舞台にしたレースゲームで、チューンやドレスアップしたクルマで白熱した最高速バトルができるストリート寄りの作品です。
2025年1月23日から早期アクセスが販売開始され、正式発売までの改善が開始されています。
今回は、18年ぶりにリリースされた元祖「首都高」のレースゲーム「首都高バトル」の魅力をお伝えします。

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首都高バトルの3つの魅力

- 首都高に特化した最高速ストリートレース
- 車の改造が楽しい
- ストーリーがある
首都高バトルは、18年ぶりに復活したストリートレースのシリーズ作品です。
私のようなプレイステーション2時代からの古くからのファンだけでなく、現在のレースゲームファンからのフィードバックを受けていくことが大切と考え、2025年1月23日に早期アクセスとしてリリースされました。
※Steamの公式サイトから購入できます
首都高に特化した最高速ストリートレース

ノーマルのクルマから、ドレスアップもチューンもひとつずつ仕上げていきます。車のナンバーを決めたり、ストリートでの呼び名があったりと、徹底的にストリートの走り屋をイメージして作られています。
個性豊かなライバルたちとのレース開始の合図はパッシングです。
ストリートらしく、首都高を流していてライバルに出会ってレースをする展開です。パーキングエリアにもライバルがいるようなリアルなストリートの再現に興奮すること間違いなしです。
レースはSPバトルと言われる精神力を削るレースです。ゴールのないストリートレースでは、精神的にダメージを与えられ、アクセルを抜いてしまったら負けです。
たとえば、一般車をうまく活用した展開、走るコースを変更するなど、ライバルが精神的にダメージを受ける走りを追求しましょう。
車の改造が楽しい

首都高で最高速を目指すクルマに仕上げていくのは、ストリートならではの楽しみ方でもあります。チューンだけでなく、ホイールやエアロなどのエクステリアにもこだわることで、あなた独自のクルマを仕上げる楽しさがあります。
同じクルマでも、エクステリアが変われば、見た目も雰囲気も別物です。
見た目ノーマルの中身カリカリの玄人仕様にするのか、誰よりも派手で目立つドレスアップをするのか、あなたの好みのクルマで最速を目指しましょう。
ストーリーがある

首都高バトルの一番の魅力は、ストーリーがあることです。
首都高で無名のストリートレーサーとして始まり、少しずつ有名になっていくストーリーが他のゲームとは違う魅力です。
レーシングシミュレーターのように速さを追求するだけでなく、あくまでゲームとしてストリートレースをやりこんでいくゲームと言えます。
C1(環状線)や湾岸線などの実在する首都高の高速道路が再現されているので、どのルートでレースをするのかなど、レースをするコースを戦略的に組み立てることが攻略のコツになります。

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首都高バトル早期アクセスの評価と改善点

- グラフィックの美しさ
- ゲームとして楽しめる
- シミュレーターとしては改善余地あり
- プレイヤーを選ぶ
私のような首都高バトル世代は、「首都高バトル」のタイトルを聞くだけで購入するほど熱狂的なファンが多いシリーズです。
ゲームを開発したGenkiの名前を聞くだけで「首都高バトル」をイメージできる人も多い気がします。
Genki)が新生「首都高バトル」の早期アクセスを販売した理由は、古くからのファンだけでなく、現在のレースゲームファンからのフィードバックを受けていくことが重要と考えているからと発表しています。
早期アクセス初日には、多くのプレイヤーが同時接続し、話題にも上がりました。レビューも高評価が多く、注目されているタイトルであると感じます。
しかし、首都高バトルが発売されていない間に、レースゲームは、レーシングシミュレーター要素が強い時代に変化しました。正式発売までに改善するポイントもありそうです。
グラフィックの美しさ

プレイステーション2の首都高バトルと比較すれば、当たり前と言えば当たり前ですが、グラフィックの美しさは感動レベルです。
当時は、グラフィックよりもゲーム性を押し出していた首都高バトルも2025年になれば、グラフィックの美しさにもこだわっているのが伝わってきます。
ただし、グランツーリスモシリーズやアセットコルサEVOのようなグラフィックと比較すると少し物足りなさがあるかもしれません。
ゲームとして楽しめる

ストリートで名を上げていく感じのストーリーはやりこみ要素があります。
昨今、操作性とオンライン特化のレースゲームが多く、ストーリー性よりもシミュレーターとしての操作性が重視されています。
コントローラーでゲームとして楽しめる作品としては、久しぶりに興奮できる作品に仕上がっています。
設定は、時代の流れです封鎖された未来の東京という位置づけではあるものの、「湾岸ミッドナイト」を思わせるなつかしいゲーム性の強いレースゲームは、スマホ世代にも受け入れられる作品と言えるかもしれません。
シミュレーターとしては改善余地あり

コントローラーでも楽しめて、ゲームの要素が強いレースゲームなので、仕方のない部分ではあるものの、レーシングシミュレーターに比べると、どうしてもゲームの操作性に近い印象です。
もちろん、今後改善されていくと思いますが、FFB(フォースフィードバック)などのリアルさを求めるユーザーは少し物足りなさを感じるかもしれません。
プレイヤーを選ぶ

今、40代以上の首都高バトル世代には、1990年代~2000年代の車種が心に響くと思います。
私は、R34スカイラインGT-RやRX-7 FD、80スープラなどの車種が青春時代のクルマのため、首都高バトルのデモ映像などを観て、胸が高鳴りました。
ただ、1990年代~2000年代に青春時代を過ごしていないと、古いクルマが多いレースゲームの印象が強くなるかもしれません。
もちろん、アセットコルサの首都高MODで、世界中で一気に有名になった首都高が舞台ですので、多くのプレイヤーが走り屋の車種を求めていると想定しているのかもしれません。

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【まとめ】ストーリー性のある公道のレースを楽しむなら首都高バトル

「首都高バトル」は、2025年1月23日の早期アクセスの段階で、同じく早期アクセスを開始しているアセットコルサEVOを超える勢いで多くのファンを魅了しています。
ゲーム性が強い操作性の評価はわかれると思いますが、シミュレーターとしてより、ゲームとして純粋に楽しむことが「首都高バトル」を楽しむヒントになるでしょう。
アセットコルサの首都高MODの影響もあり、新生「首都高バトル」は英語圏のユーザーにも注目されているタイトルで、世界に注目される作品になりました。
「首都高バトル」は、クルマの見た目を自分好みにカスタマイズして、ストリートレースで湾岸ランナーを体験できる数少ないストリート特化のレースゲームです。
また、ハンコンなどがなくても、コントローラーでゲームとして楽しめるように作られているのも魅力です。首都高バトルで、ストレス発散に深夜の首都高を駆け抜ける楽しさをぜひ体験してみましょう。


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