「レースゲームは好きだけど、ハンコンは難しそう」「どれを選べばいいかわからない」「高い買い物だから失敗したくない」
私も最初にハンコンを買うときは、いろいろ調べて買いました。
一番知りたかったのは、「週末に少しプレイする程度のライトユーザーが買ってよかったと思えるハンコンはどれなのか?」でした。
毎日何時間もプレイするヘビーユーザーと違い、1週間~1ヶ月に1回程度プレイするライトユーザーなら、本格的に楽しめる性能を持ちつつコストパフォーマンスがよいハンコンを選びたいところです。
私は、最終的に「ロジクールG923」を最初のハンコンに選びました。ライトユーザーとして数年使ってみて「ロジクールG923」に感じたことをまとめておきます。
今回は、「ロジクールG923」が初心者にこそ選ばれる3つの理由を解説します。
ハンコンを最初に買うならなぜロジクールG923なのか

- 圧倒的なコストパフォーマンス
- 路面やエンジンの振動を伝える「TRUEFORCE」
- 設定しやすさと安定した信頼性
レーシングシミュレーター中級者以上の評価が高いハンコンは、Thrustmaster(スラストマスター)シリーズ。ハンドル回転角度が実車と同じ1080度で、ドリフト中のカウンターステアをあてるときの応答性が良いと評判です。
でも、私は最終的にハンドル回転角度900度のロジクールG923を購入しました。
ロジクールG923は、ライトユーザーにとって最適のハンコンです。ハンコンを最初に買うならロジクールG923を私がおすすめしている3つの理由を解説します。
圧倒的なコストパフォーマンス
ロジクールG923は、本格的にレーシングシミュレーターを楽しむ水準を満たしつつ価格を抑えたハンコン。
プロが愛用する上位モデルに近いフィーリングがありながら価格を抑えているので、ライトユーザーでも手に取りやすいのが魅力です。
1万円~2万円で買えるハンコンがレースゲームを楽しむハンコンなら、ロジクールG923以上のモデルはレーシングシミュレーターを本格的に楽しむハンコンと言えます。
ロジクールG923は、多くのハンコンの中で、性能と価格のバランスがもっとも優れたハンコンと言えるでしょう。
路面やエンジンの振動を伝える「TRUEFORCE」
ロジクールG29の後継機種として発売されたロジクールG923の最大の強みは、新開発されたフォースフィードバックシステム「TRUEFORCE」です。
従来のハンコンのフォースフィードバックが路面の凹凸を「単純な振動」として伝えるのに対し、TRUEFORCEはゲーム内の音響データを分析し、エンジンの鼓動、タイヤのグリップ、路面の細かい質感までをリアルタイムで再現します。
「TRUEFORCE」により、まるで本物のクルマを運転しているかのような、これまでにない深い没入感を味わうことができます。
私の場合、「TRUEFORCE」の魅力を感じたのは、アセットコルサのMODの峠コースです。
峠道のコーナーにある減速帯「ハンプ(凸部)」の上を通過するときの路面からのフォースフィードバックには、まるで実車を運転しているようで感動しました。
設定しやすさと安定した信頼性
ロジクールはゲーミングデバイスの老舗ブランドであり、品質の良さと信頼性があります。
PS5であれば、ロジクールG923をUSBで接続するだけでハンコンの設定を自動で行ってくれます。PCの場合は、うまく接続できないときはLOGICOOL G HUBに接続することで解決できます。
ハンコン購入後に、簡単な設定ですぐにゲームを始められる手軽さは、初めてハンコンでプレイするユーザーにとって、わかりやすいという大きな安心感を与えてくれます。
最初に買ったハンコンG923を数年使ってわかったこと

- フォースフィードバックがリアル
- 実車に近いペダル操作ができる
- 慣れてくると感じる物足りなさ
ハンコンを最初に買うなら「ロジクールG923」がおすすめですが、数年使っていると物足りなさを感じることもあります。
数年使ってみて気づいたことをまとめておくので、買うか迷っている場合は参考にしてみてください。
フォースフィードバックがリアル
ロジクールG923のフォースフィードバック「TRUEFORCE」は、実車に近いリアルな振動をプレイヤーに伝えてくれます。
路面のちょっとした凹凸、アスファルトのざらつき、縁石に乗り上げたときのゴツゴツとした衝撃をハンコンを通して手に取るように伝わってきて、まるで本当にクルマを運転しているような感覚を体感できます。
とくに、タイヤがスリップし始めた瞬間の「グリップが抜ける感覚」は、従来のハンコンでは再現できなかったフォースフィードバックです。
ォースフィードバック「TRUEFORCE」があることで、クルマの挙動をより正確に把握でき、繊細なドライビングができます。
実車に近いペダル操作ができる
ロジクールG923のハンドルやペダルは、実際のクルマに近い感覚です。
とくに、ブレーキペダルは、踏み込み量に応じて反発力が変化するプログレッシブシステムを採用していて、力の加減でブレーキの利きを調整する実車のような感覚を楽しめます。
アクセルとクラッチは少し軽い感じもしますが、気になるほどではありません。
もちろん、クラッチを切らないとシフトチェンジはできないし、ヒールアンドトゥなどのドライビングテクニックを楽しむことができ、リアルなレーシングシミュレータを体感できます。
慣れてくると感じる「物足りなさ」について
ロジクールG923は、初めてハンコンを買ったプレイヤーにとって非常に満足度の高いハンコンです。でも、操作に慣れてくると、操作している感覚のリアルさをさらに追求したくなるものです。
実車よりも軽く感じるハンドル操作、ドリフト中の応答性は、慣れてくると少し物足りなさを感じることがあります。
しかし、物足りなさはあくまで「本格的にハマった先」の話です。初心者が最初に手にする一台としては、コストパフォーマンスを考えても「ロジクールG923」がベストと言えます。
【まとめ】ハンコンを初めて買うならバランスが良いロジクールGのG923

今回は、ハンコンを最初に買うなら「ロジクールG923」である理由を解説しました。
ロジクールG923は、本格的なレーシングシミュレーターを楽しめるハンコンの中で、もっともコストパフォーマンスが優れたハンコンです。
ロジクールG923は、「圧倒的な没入感」、「シンプルで簡単なセットアップ」、「手の届きやすい価格」という3つの要素が完璧にバランスした、初心者にとって最高のハンコンです。
とくに、新開発のフォースフィードバックシステム「TRUEFORCE」は、単なる振動ではなく路面やエンジンのリアルな状態を伝えてくれるのが魅力です。
もちろん、慣れてくると「もう少し高機能なものがほしい」と感じる瞬間はありますが、G923でドライビングの楽しさを知ることができたからとも言えます。
もしあなたが「ハンコンを買うべきか悩んでいる」のであれば、自信を持って「ロジクールG923」をおすすめします。